国際地域看護研究会

2023年12月21日

グローバルヘルス合同大会2023にてワークショップを開催しました

2023年11月24日(金)~26日(日)に東京大学本郷キャンパスにて開催されるグローバルヘルス合同大会2023にて、ワークショップが開催されました。
テーマは、「健康危機下における外国人支援から考える保健医療のDX~看護はどうDXを活用していくのか~」です。
本ワークショップは、藤田さやか先生(本研究会メンバー)と那須ダグバ潤子先生(本研究会代表)が座長をされ、国際地域看護研究会の後援にて開催しました。
早朝かつ小雨が降る中にもかかわらず、研究会メンバーを含む76名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
         
シェア=国際保健協力市民の会の山本裕子さんからは、「NPOシェアが行う外国人の健康支援活動から考えるICT~医療通訳場面を中心に~」についてご発表いただきました。オンライン会議ツールを使用した遠隔通訳には様々なメリットがある一方、対面による医療通訳の良さもあり、場面に合わせた通訳手段の必要性について示唆をいただきました。
東京医科歯科大学の谷口麻希さんからは、「健康危機管理下における日本在住外国人への情報提供:ツールの開発と試行的実施」と題し、Twitter分析やウェブ調査により得られた結果についてご発表いただきました。
神戸市立看護大学の神原咲子さんからは、「国内外の緊急支援から開発するグローバルデジタル保健室の試み」と題し、情報分野の方と一緒に考え、課題を解決していくことの大切さについてご発表いただきました。
当日はライブ形式で来場者にDX化に関するアンケートを行い、集計結果をグラフ化して解説しました。
49名から回答があり、参加者の所属先におけるDX化の現状や、DX化における職場風土等の様々な課題が明らかになりました。
国際地域看護研究会では、看護系教員、実践家、研究者、学部生、大学院生など様々な方々が参加されています。
どうぞ、お気軽にご参加ください。