国際地域看護研究会

2019年01月15日

日本国際保健医療学会 自由集会 開催しました

日本国際保健医療学会 自由集会 開催しました

2018年12月2日(日)第33回日本国際保健医療学会学術集会(東京))にて、本研究会企画の自由集会を開催しました。
テーマは、「私たちには世界と未来を変革する力がある:東京オリンピックに向けた看護の取り組み」でした。
閉会後にもかかわらず、研究会メンバー含み、25名近くの方のご参加があり、熱気あふれる会となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の山中郁さんからは、大会全体の保健医療体制と、その中での看護職の役割、大会が看護にもたらす新しい可能性(スポーツ看護や潜在ナースの活躍)
などについて、お話いただきました。
現在進行形の東京オリンピック・パラリンピックについて知ることができました。


東京都保健医療公社大久保病院の清水晶子さんからは、外国人受け入れ医療機関認証制度を受審した裏舞台のプロセスを具体的にお話いただきました。
短い期間であったにも関わらず、外国人患者により良い支援を提供できるようになったデータも示していただきました。
現場で働くひとりひとりの努力に敬意を抱かずにはなりません。


本研究会からは、那須潤子さんからもご発表いただきました。
那須さんには、本研究会のこれまでの研究成果をご紹介いただきながら、日本で働く看護職がどう変わっていったらよいのか、何に気づき、何をを大切にしていったら良いのか、患者の立場にある人々の視点からも問題提起をしていただきました。


その後のディスカッションでは、東京オリンピック・パラリンピックにとどまらず、外国人と医療(外国人患者であれ、外国人ナースであれ)について日本社会が抱えている課題や矛盾などについて熱い議論が交わされました。


今後、本研究会では、皆様と国際看護に関するテーマで、視野や知識を広めていきたいと思っております。
どうぞ、お気軽にご参加ください。

 


問い合わせ先:国際地域看護研究会
ichnurse.info@gmail.com